娘を幼稚園へ送って行ったときのこと。以前同じ幼稚園へ通っていた男の子が小学校へ向かうところだった。彼は、うちの娘をみると嬉しそうに声をかけてきた。一緒にいた彼のママも娘の誕生日を聞いてきた。こちらでは、多くの子供が5歳の誕生日を迎えた翌日から小学校へ入学する。娘が来年4月に同じ小学校へいくと思うと答えたら、彼はますます嬉しそう。

去年こちらへ越してきた時、幼稚園で一番最初に話しかけてきたのは彼だった。第一声は、「このこの名前なんていうの?」だった。目がキョロキョロしてて、幼稚園ではかなり有名なわんぱく坊主。彼が飛び蹴りしてるのを一度だけ見たことがあるけれど、なかなかのものである。うちの娘は、「ボーイズは乱暴でやだわ」などと、自分の乱暴ぶりを棚にあげたままよく言っていた。

それでも今朝は、二人とも結構嬉しそうに話していた。彼は他の友達たちと一緒だったからみんなに遅れを取らないようくっついていくしかなかったのだけれど、いつまでも振り返ってはバイバイと、手を振っていた。何だかちょっぴり微笑ましい朝の光景。しかも、ちょっぴり私を笑わせてくれることは、彼がカトちゃんによく似ているということ、ふふふ。